予防は万病の治療薬

 

誰しも健康で長生きしたいと思うものです。病気など迷惑でしかありませんが、現代医学をもってしても、生きている限り何がしかの病に襲われることは避けようがありません。

 

ですが病気を予防するために最善を尽くすことで、かなりの程度病気を避けて健康に生きることが出来ます。

 

「今日の一針、明日の十針」ということわざのように、病気になる前にこまめに生活習慣に気を配ることで、病気を予防し治療に必要な時間や費用を節約し、命が危険にさらされるリスクを回避しておくことがはるかに賢明でしょう。

 

ここでは漢方が予防という面でどのように役立つか調べてみました。

 

漢方と予防

年齢を重ねるとともに、一日寝れば回復していた風邪も熱が下がるのに数日かかるようになっていくものです。

 

現実的には、体の回復力が年月とともに衰えていくことを考えると、病気の予防が最優先であることに間違いはないでしょう。西洋の医学では、明確な症状が表れた時点で「病気」とし、そこに効果的な治療を施すことで「治す」方法を取ることが根底にあるのに対し、漢方を使う東洋医学では明確に「病気」と言える段階よりももっと前の、体の不調を既に「異常」な状態とみなし、治療を開始すべき段階とみなします。

 

ですので西洋医学と違い、短期間の治療や即効性という考え方ではなく、常日頃の体調管理とバランスの維持に焦点を合わせ、長期に渡って総合的に体の異常を感じ取り、正常になるまで治していくことがその概念であると言えます。

 

どちらも必要でありそれぞれのメリットがありますが、こと予防に関して言うと漢方治療の方が圧倒的に有利です。そもそも予防に関して特化した研究が古代の中国からずっと積み重ねられてきたからです。わずかな体の異常は精密検査でも見つけるのが難しく、それ故にちょっとした張りや不快感、肌の調子さえも観察の対象として注意深く調べられます。

 

漢方を活用して病気を予防しよう!

ですので、体の調子を万全に保つことを目的とした漢方治療は、万病を防ぐ最善の薬になり得ます。

 

血流を毎日整えるだけで、冷え性や肩こり・むくみといった日常的な症状から、糖尿病や認知症といった発症すると治療が困難な病気まで予防することが出来ます。

 

漢方を飲んでいれば必ず発症しないという訳ではないものの、体の調子が良ければ本来は生じない病気を避けるには、体の調子をいい状態に保っておくことがどうしても必要という訳です。

 

まとめ

漢方を生活に取り入れて、上手に体調管理をしましょう。

 

西洋医学より地味な治療ですが、誰もが病気になってから健康のありがたみを思い出すように、漢方で可能な限り健康を保つことには計り知れないメリットがあります。

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